データベース
※データベースを知らない人向けに、SQLを簡単に説明する記事です。
リレーショナル・データベースでは、表形式のデータに対し、IDとなる列を決め、IDの値を指定してアクセスします。
↓社員情報のテーブルです。この社員IDのような列を「主キー」と呼びます。以降では社員情報をデータベースに格納する方法を説明します。
社員ID | 社員名 | 所属部署 |
---|---|---|
0001 | 田中 ABC | 人事部 |
0002 | 山田 CDE | 営業部 |
0003 | 佐藤 XYZ | 情シス部 |
0004 | 鈴木 ABC | 人事部 |
0005 | 佐藤 CDE | 営業部 |
Oracleのマニュアルのリレーショナルデータベースの記事も参考になります
テーブルを作る
まず最初にテーブルを作ります。その名も “CREATE TABLE”。先頭で、各レコードを一意に特定できるID情報を主キーに設定します。
MySQL)
CREATE TABLE shain_table (shain_no int NOT NULL PRIMARY KEY, shain_name varchar(30), busho varchar(20));
Oracle)
CREATE TABLE shain_table (shain_no number NOT NULL PRIMARY KEY, shain_name varchar2(30), busho varchar2(20));
データを登録する
テーブルにデータを登録します。 INSERT文を使います
insert into shain_table values( 1, '田中 ABC','人事部'); insert into shain_table values( 2, '山田 CDE','人事部'); insert into shain_table values( 3, '佐藤 XYZ','情シス部');
SELECT する
SELECT 文でデータを取得します。
select * from shain_table; | shain_no | shain_name | busho | | 1 | 田中 ABC | 人事部 | | 2 | 山田 CDE | 人事部 | | 3 | 佐藤 XYZ | 情シス部| 3 rows in set (0.000 sec)
検索条件を指定する場合
select * from shain_table where shain_no =3; | shain_no | shain_name | busho | | 3 | 佐藤 XYZ | 情シス部 | 1 row in set (0.000 sec)
まあ、はじめはこんな感じです。エクセルのような表形式のデータを扱うイメージがついてくれればいいのですが
